斉藤優佳 2012年最初のブライダルは1月9日 つくばの結婚式場です。

記念すべき初ブライダル
(デビューしちゃった♩的な文ですね)
は、“つくば”です。

毎回ドレスが想定外の“つくば”です。
山が近くにあるので寒い。
確実に埼玉より寒い。

この件は和装で一緒に出演した野口直美さんとも意見が一致しました。
しかも駅に着いた時、直美さんらしき人を見つけたので、声をかけようとしたのだが、
むこうは?という状況で、
戦闘体制モード突入前のあの緊張感の中、
見知らぬ人と見つめあったところからのスタートです。
伊藤香織さんに続き、
今回のターゲットは
野口直美さんだ!

直美さんを汚染しに私はつくばに舞い降りたのである。
(すでに汚だと自分でおっしゃってましたが)

私がいう汚染とは、変顔のことです。
ドレス姿で顔が変。
シンプルかつ大胆。
ま、意味不明ということです。

ではまずドレスから。
わたくしの予想を今回もはるかに超え、
鮮やかなエメラルドグリーン。
この一着であなたも森の妖精の一員。

次に髪型
私の髪は、すぐにカールがとれるので、
がっちがちに巻いたのだが、
その様子を他のスタッフさんが見て
「パンチパーマじゃない、それ」
これであなたもサザエさんの仲間入り。

最後に新郎さん。

前回和装で一度組んだことがあるのだが、名前は知らない。
ただ坂本龍馬に似ているので、
私は勝手に「坂本さん」と呼んでいる。
いい迷惑だ。
(でも彼は役者さんで、坂本龍馬役を実際に舞台でやっているのだそう)

これであなたも新撰組の一員。
おふざけはここまでにし、
今回は初心に戻してくれたお仕事になりました。
というのは、
お客様、スタッフさんから
お褒めの言葉と感謝の言葉、次へとつながる言葉を受けとったからである。

正直私は入った当初、女の子が憧れるドレスを着られる仕事、
いや、仕事だと分かっていても自己満足の世界に浸れるのだと思っていた。

多分ほとんどの女の子が、淡い期待を胸に抱き、足を運んだのではないのだろうか。
しかし、ある一言で私の考えは180度変わってしまったのだ。
それが「感謝」の言葉だった。
「勉強になりました。ありがとうございます。」
お客様にこう言われたとき、
私は気づいた。
見られていたんだ。
見せることしか頭になかった。
一方通行だった。
花嫁の模範的な行動なんて、
教科書があるまいし学べない。
お客様は教科書のない形(もの)を、希望に満ちた思いで必死に手に入れ、
それを自分の人生の晴れ舞台で披露するわけだ。

だから私たちは「先生」みたいなものなのだ。
ドレスだけを魅せるショーは、また違うかもしれないが、
フェアは少なくともこんな意味があるのだと、
再確認できた。
偉そうに書いてしまいましたが、
私が学んだことを素直に書いてみました。

でも、
「次も絶対来てね!」
のスタッフさんの言葉で、

一生懸命考えていた頭が、
一気にお花畑になるのであった。
おしまい
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